名古屋ナイトクロカンに参加して        廣田正純       2003.2.2

  ナイトクロカン、私にはとても魅力的な響きをもったフライトに参加できる機会が去る2月1,2日にあり、名古屋へ鈴木会員と飛んできました。
 ナイトフライトはアメリカでは何度かありましたが日本では鹿児島で30分しただけなので、出発前から胸がわくわくしていました。 

 2月なので5時に離陸したときは、まだ少し空が明るかったので上空で時間をつぶし名古屋へ出発、東京上空からの宝石をちりばめたような景色にためいきをつきました。アメリカの夜景はオレンジ色一色のような記憶があり、日本のように7色にひかり又その色が密集しそして動き回ってる様は、まるで宝石箱をひっくり返したようでした。
 フライトは月がまだ出ていなかったので雲の様子が良く分からず、急に雪の中に入ったり下の景色に見とれコースを逸脱したりでなかなか緊張感のある飛行でした。昼間でしたら天候の変化がすぐわかるのですが、夜間だとすぐ判断がつかず、温度計や油圧計や油温計その他の計器を総動員して判断しなくてはならず、なかなか大変でした。しかし地形は東海道だけあって十分過ぎる光りがあり、ナビのほうは安心でした。

 名古屋に着いてからは空港灯台の光はすぐ視認出来たのですが、飛行場の姿が分からずナイトでの確認の難しさを感じました。又名古屋空港は非常に混んでいてランウェイに着陸するタイミングは慣れないと大変でした。
 これからはATCをよく聴き又大型機の着陸灯の感じから次に着陸する飛行機の間隔を判断し、着陸できるかどうかの判断にしようかと思いました。

 今回は当クラブ一番のATCの達人の鈴木会員と一緒だったので安心でしたが、次回は機長として行きたいと思いました。



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