北海道クロカン紀行 2002.10.13-14 RAC会員 湯浅典郎

ルート                         
10月13日 竜ヶ崎発‐‐‐花巻‐‐‐鹿部‐‐1泊      
10月14日 鹿部発‐‐‐秋田‐‐‐庄内・・・竜ヶ崎着

ルート上の印象
1. 竜ヶ崎から花巻エンルート
午前九時湯浅が操縦桿を握り高度を上げながら一路大子VOR、福島VOR経由仙台空港西側を飛行して花巻空港に着陸。
途中百里基地とのコンタクトもなしに紅葉しかけた男体山を遠めに見ながら一路北上、花巻はVORもNDFも工事中で位地確認に手間取りました。

2. 花巻から函館経鹿部まで
これからは高橋さんの操縦、十和田湖を右に見ながら奥入瀬渓谷の上空に沿って連休で渋滞の下界を尻目に下北半島の恐山を見て津軽海峡に入りました。高度5000フィートから函館が見えてきます。あれが五稜郭、函館山からの夜景は美しい等高橋さんの話を聞きながらおおぬま国定公園から右ドッグレッグして鹿部空港に着陸。広田さんの友達が2人迎えにきていてこれから日没まで近くの遊覧飛行に出かけるとゆう、私と高橋さんは車で近くの大沼国定公園までドライブとしゃれ込みました。静かな湖畔の森の影から「かっこう、かっこう」と聞こえてきそうな雰囲気で大沼と駒ケ岳をバックに記念撮影。

3.鹿部にて1泊
ホテルは漁港と駒ケ岳の間の高台にあって相当立派で朝食付きで8000円とは格安だね‐と皆で話してました。温泉、露天風呂もよかった。
翌日は早いので下のレストランで海鮮丼などでいっぱいやり、部屋でテレビの「ゴジラ」を見ながらベッドにはいりました。

4. 鹿部から秋田へ
朝7時起床温泉に入ってから朝食、早々にホテルのリムジンで空港まで送ってもらい広田機長の操縦で秋田へ向かう、中山峠の紅葉がきれいだと北周りで奥尻を遠望しながら津軽海峡越え、私の希望で竜飛崎の風力発電風車群を急降下して見に行きました。日本海側の海岸線に沿って一路南下藤代から男鹿半島の八郎潟を見て横にドームがある秋田空港に到着、給油して南の庄内へ食事がてら立ち寄る予定、

5. 秋田から庄内
このレグは私の操縦です。離陸してどんどん高度を上げ7500フィート、初冠雪のちらほらしている鳥海山をみながら酒田を過ぎ最上川当たりで10マイルコールしても空港がなかなか見えません。高橋さんがその先の横になっているのが滑走路だよと言ってくれて始めて空港インサイト、ライトベースエントリー、無事着陸、満足、満足、、、、、飛行の醍醐味を満喫している私です。

6.庄内から竜ヶ崎
昼食を済まして早々に高橋機長は庄内を後にしました。一路竜ヶ崎へ向かいます。Cbとは言えないかなりもっこりしたCuがべったりと絨毯のようにひろがっています。所々の雲の切れ間に高い山々が見え隠れするうちに雄大な蔵王の山塊が見え神秘的な水を湛えたお釜が見えました。雲と山との中でロマンティックな飛行をつづけていられる私たちはなんと幸福なのかと感謝しました。
そろそろ福島へ近づく頃聞きなれた3607と福島を離陸する鈴木さんの交信が入ってきました。よし、こちらは高度7000以上ある、スウウープして彼に追いつこうと阿見VOR目指してスピードアップしましたが、ダウンウインドでタッチの差で3607に負けました。20マイル以上の差はちじめられなっかったのです。最後はレースまで楽しませてもらって真にすばらしい2日間でした。




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